船釣りラボ blog

船釣りに関するためのブログです。 関東近辺の船釣りの情報とテクニック&魚料理について発信しています。

千葉の外房での釣り物
 こんにちはKingfisherです。
今回は、千葉の外房での釣り物について紹介していきます。東京湾相模湾と異なり、船釣りに訪れる人数が少ないので、場荒れしておらず、釣れる魚の数やアベレージサイズが良い場合が多いです。
年によって開始時期や終了時期が変わりますので船宿に確認をお願いします。また、重りでFLと書いてあるのはコマセカゴのタイプを表しています。
下図は千葉外房での釣り船の港を示しています。
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① 外川港と飯岡港の船宿で扱っている主な釣り物は以下です。
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外川港と飯岡港には色々な釣り物がありますが、着目するのは以下です。

  • 赤ムツ(深場):カンコ根はアベレージサイズが小さくなりましたが、深場のポイントは犬吠埼沖となり、大きいサイズが釣れます。
  • アラ:幻のアラが釣れます。幸丸、三次郎丸などで出船しています。当然ですが確実に釣れるわけではないです。子アラは相模湾でも釣れますが、大きいサイズは外房でないと釣れません。
  • テンヤマダイ:主に梅花丸、幸丸で出船しています。8月中旬から9月中旬に大鯛が釣れます。2019年に行った時は、3Kg以上が5匹釣れてました。
  • ヒラメ:夏は3Kg以上が釣れる確率が高いです。私も3Kg以上は外川港で釣ることができました。
  • ヤリイカ東京湾相模湾と異なり、数が期待できます。トップで3桁の釣果をたたき出すこともあります。
  • メヌケ:福田丸にて出船しています。道糸が12号以上、使用する重りは500号なのでヘビータックルになります。調子の良いときはメヌケの大型が釣れ、また、アブラボウズの大型も釣れます。

下の写真は2017年11月に三次郎丸で釣ったアラです。
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下の写真は2018年8月に武丸で釣ったヒラメです。3.2Kgありました。
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② 片貝港の船宿で扱っている主な釣り物は以下です。
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注目する釣り物は赤ムツキンメヤリイカです。
赤ムツは、数は期待できませんが、外川港、飯岡港と同じく大きいサイズが釣れます。重りは250号を使用します。
キンメは、フラッシャーで釣るので餌はいりません。ここでは、ズラズラと釣れ、数が期待できます。
ヤリイカは外川港、飯岡港と同じく、状況が良ければ100杯以上釣れることがあります。
あと、メヌケは、ヘビータックルになります。福田丸と同じで調子の良いときはメヌケの大型が釣れ、また、アブラボウズの大型が釣れます。
下の写真は2019年3月に正一丸で釣ったアカムツです。
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潮が速く釣にならない時以外は40upが必ず釣れています。このときは40upが2匹釣れました。

③ 大原近辺での船宿で扱っている釣り物の主な物は以下です。
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注目するのはフグカサゴマハタです。
フグですが、産卵期の夏の間は禁漁になります。東京湾と比べて数は期待できます。
カサゴですが、大原では、主に夏の季節になり、アベレージは東京湾と比較して良く、40upが釣れる確率は高いです。
次にマハタになりますが、マハタをメインにしている船宿は数が少ないので希少です。
それから、進誠丸にて夏に出船する根魚五目は、メインはハチカサゴになります。
また、メヌケは勇盛丸、鈴栄丸で出船していますが、鈴栄丸ではライトタックル(道糸8号)でも可能です。

④ 勝浦近辺の船宿で扱っている主な釣り物は以下です。
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勝浦近辺の港としては、御宿岩和田港、勝浦港、勝浦川津港、勝浦松部港があります。
色々な釣り物がありますが、着目するのは以下です。

  • カモシ:6~7月にヒラマサと大きいマダイが釣れます。カモシ袋を使った、サンマミンチでのカモシ釣りになります。
  • クロムツ:ここでは大きいサイズが釣れます。明広丸、源泉丸にて出船します。クロムツは日が昇ると釣れなくなるので、夏場は深夜に出船します。また、源泉丸では日が昇ったあと、アラ釣りになります。
  • カサゴ、アラ:7~10月に初栄丸で出船しますが、メインはアラ釣りになります。
  • カサゴ+α:初栄丸、義丸で出船しています。鬼カサゴとのリレーになります。時期によって、豚サバ、ムツ、スルメなどになります。
  • マハタ:信照丸で出船しています。この頃、マハタが増えているらしく、ヒラメ+マハタとして出船する船宿も増えそうです。

下の写真は、2019年6月にて源泉丸での釣果です。
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このときは調子が悪く、クロムツが釣れたのは私だけでした。クロムツ、及び同時に深場で釣れたサバは、捌いてみると内臓脂肪があり脂が十分乗ってました。
下の写真は、2018年12月に初栄丸で釣れた鬼カサゴです。私の釣った鬼カサゴの最大サイズになりました。
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⑤ 小湊港、小湊寄浦港の船宿で扱っている主な釣り物は以下です。
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小湊港、小湊寄浦港での着目する釣り物はマルイカ青物五目になります。
マルイカは、50杯以上釣れる時もあり、ベンケイサイズ(ケンサキイカと呼べるサイズ)も釣れます。
また、青物五目ですが、最初に豆あじを釣ってから青物になります。青物としてはヒラマサ、ワラサ、シマアジ、カンパチとなります。
それから、アマダイについてですが、マダイ、ヒラメ、鬼カサゴのいずれかとのリレー船になります。
下の写真は、古いですが2011年2月に小沢丸で釣れたマハタです。
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この時に釣れたマハタは3.2Kg、2Kgでした。マハタ釣りには8回くらい行っていますが3Kg以上が釣れたのはこの時だけです。

今回はここまでとします。次回は千葉の南房、内房及び羽田の釣船での釣り物について紹介していきます。
ご愛読ありがとうございました。

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