船釣りラボ blog

船釣りに関するためのブログです。 関東近辺の船釣りの情報とテクニック&魚料理について発信しています。

 こんにちはKingfisherです。
私は、北は北茨城から、南は下田までの範囲で船釣りをしていますが、釣れる魚は様々な場所で違います。しかも、色々な釣り物があるので、初心者はどこから行けばよいか迷うと思います。全部を網羅している情報源はほぼ無いので、一つの情報源だと抜けが出てきます。
ちなみに、私も去年知った釣り物もあります(とてもマイナーですけど)。
後になって「ここに先に行けば良かった。」「あれ、こっちの方が大きいのが釣れている!」「こんな場所で希少な魚が釣れていたの?」と後悔することが多々あります。
なので、こういう無駄をしないために、自分が釣りに行く範囲で、どんな魚を、どのような釣り方で釣るのか大まかに知っていた方が良いです。
最初に大まかな釣り物を知った方が良い理由は以下です。
① 釣り物に優先順位(種類、時期、場所)をつけられる。
② 購入する道具の数を抑えられる。
③ 今年は、どこで何が好調なのか把握できる。

私の場合、沢山の釣り物があるのは聞いていたので、まず②の理由で関東近辺の釣り物を調べ、購入する道具を選択しました。
①~③を詳しく説明すると…
① 釣り物に優先順位(種類、時期、場所)をつけられる。
数多くの釣り物があるので、道具の購入予定、船釣りの上達具合に応じて釣り物を決められます。また、場所によって、大きいサイズが釣れたり、数が釣れたりします。
年間で釣りに行く回数は限られていると思うので、できるだけ釣果の良い場所、時期に釣りに行った方が良いです。
以下は、場所、時期によって釣果が異なる釣り物の例です。
・大洗のマコガレイ東京湾に対して、数、サイズともに期待できます)
・冬の赤ムツ(秋よりはアベレージサイズが良いです)
・伊豆の地キンメ(大きく脂がのったキンメが釣れます)
・外房、伊豆の鬼カサゴ東京湾よりはアベレージサイズが良いです)
・平潟港のマダラ(関東で専門船として狙えるのは、ここら辺までです)
② 購入する道具の数を抑えるため。
約10年で関東近辺限定にて、釣り物としては約50種類行き、年間でも約25種類ほどの船釣りをしていますが、現状メインで使用している竿は7本、リールは5個に抑えています。この前、乗合船で隣にいた人も様々な船釣りをしている人でしたが、竿だけで60本ほど購入したと言っていました。この人は特別な例だと思いますが、使い回しを考えず、専用竿を買ってしまうと沢山買ってしまう事になります。
③ 今年は、どこで何が好調なのか把握するため。
釣りを始めたての頃は、年によって釣り物の好不調は変わらないと思っていましたが、そんな事はありません。また、いままで好調に釣れていたのに釣れなくなった釣り物、逆に、最近になって釣れるようになった釣り物もあります。
その年限定で好調だった釣り物の例
・2010年の波崎でのサゴシ。(すごい鳥山でした…)
・2011年の鴨川のマハタ。(2~3kgサイズが、平均的に釣れました)
・2019年だと東京湾のマダコ。
なぜか釣れなくなった釣り物の例
相模湾の春のサゴシ
・南房での冬の夜キンメ
釣れるようになった釣り物の例
相模湾のキハダ(海温上昇の影響ですかね…)
東京湾のマゴチ(2011年頃から好調になったような気がします)

下図は関東の地図ですが、以下の場所に分けて何が釣れるか解説していきます。
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① 茨城沿岸
② 千葉の外房
③ 千葉の南房
内房~羽田
⑤ 神奈川の東京湾
⑥ 神奈川の相模湾
⑦ 伊豆、及び伊豆諸島

今回はここまでとします。次回から①から説明していきます。
ご愛読ありがとうございました。


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