船釣りラボ blog

船釣りに関するためのブログです。 関東近辺の船釣りの情報とテクニック&魚料理について発信しています。

神奈川県の相模湾側の釣り物
 こんにちはKingfisherです。
今回は、神奈川県の相模湾側の釣り物について紹介していきます。
都心なので、船宿あたりの所有する遊漁船の数が多く、釣り物は様々な物があります。
釣り場は相模湾全域と広く、それぞれの港での釣り物は重複していることが多いです。また、東京湾と釣り物は多少異なります。
また、”重り”の列でFLと書いてあるのはコマセカゴのタイプを表しています。あと、”竿の調子”の列でSPと書いてあるのはスピニングリールを使用します。年によって開始時期や終了時期が変わりますので船宿に確認をお願いします。
下図は神奈川の相模湾側の釣り船の港を示しています。
f:id:kingfisher_flab:20200206233732p:plain
① 小網代港、長井港の船宿で扱っている主な釣り物は以下です。
f:id:kingfisher_flab:20200206233743p:plain
網代港、長井港の釣り物は、剣崎の港と重複する釣り物が多いです。変わった釣り物としては、やまはち丸ではヤリイカ泳がせで出船しています。
ヤリイカを釣り、イカを生きたまま泳がせて、マダイ、ワラサなどを釣ります。
また、新谷丸では鬼カサゴで出船しています。この船宿は遠征船に該当しますので、鬼カサゴの沖のポイントまで行きます。

② 葉山芝崎港付近の船宿で扱っている主な釣り物は以下です。
f:id:kingfisher_flab:20200206233753p:plain
葉山芝崎港付近の釣り物も剣崎と重複する釣り物が多いです。変わった釣り物としては、五エム丸にてLTヒラメで出船しています。
また、イワシメバルという釣り物もあります。片口イワシを泳がせてメバルを釣ります。

③ 葉山鐙摺港付近の船宿で扱っている主な釣り物は以下です。
f:id:kingfisher_flab:20200206233803p:plain
葉山鐙摺港、小坪港では、様々な釣り物があります。
着目するのは以下です。

  • 生き餌カツオマグロ:鐙摺港の長三郎丸などで出船しています。コマセのカツオマグロ船が始まる前の6~7月に出船します。

片口イワシを生きたまま泳がせて、カツオ、キハダマグロを釣ります。

  • タイ・アマダイリレー:秀吉丸にて、タイ・アマダイのリレー船が出船しています。10~12月にかけてはイシダイを狙います。
  • ヒラメ:秀吉丸にて出船しています。相模湾である程度の期間、出船している船宿は少ないです。また、アマダイ・LTヒラメリレー船も出船しています。
  • 沖コマセ:秀吉丸にて出船しています。城ヶ島付近まで行き、クロムツ、沖メバルがメインターゲットになります。

江ノ島付近の船宿で扱っている主な釣り物は以下です。
f:id:kingfisher_flab:20200206233831p:plain
平塚、茅ヶ崎港と重複する釣り物が多いです。池田丸では、相模湾では、珍しくフグ船が出船しています。
また、まなぶ丸、多希志丸などで鬼カサゴ船が出船しています。
相模湾では4~6月に大きなウルメイワシが釣れます。五目船にて釣ることができます。

茅ヶ崎港、平塚港、大磯港、小田原港の船宿で扱っている主な釣り物は以下です。
f:id:kingfisher_flab:20200206233844p:plain
茅ヶ崎港、平塚港、大磯港、小田原港で出船している釣り物は、ほぼ重複しています。
着目するのは以下です。

  • カマス茅ヶ崎港、平塚港の船宿で出船しています。大型で脂のったカマスが釣れます。
  • LT鬼カサゴ:平塚港の庄三郎丸では重り80号のライトタックルで鬼カサゴが狙えます。
  • LTヒラメ茅ヶ崎港の沖右衛門丸、平塚港の庄三郎丸にて、重り30~50号のライトタックルでヒラメが狙えます。
  • ホウボウ:平塚港の庄三郎丸にて、えさ釣り、ルアー釣りでホウボウを狙います。

今回はここまでとします。次回は東伊豆の釣り物について紹介していきます。
ご愛読ありがとうございました。

当ブログの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
また、NAVERまとめ等のまとめサイトへの引用を厳禁いたします。

神奈川県の東京湾側の釣り物
 こんにちはKingfisherです。
今回は、神奈川県の東京湾側の釣り物について紹介していきます。
都心なので、船宿あたりの所有する遊漁船の数が多く、釣り物は様々な物があります。
また、釣り場は湾奥から沖の瀬までと広く、内房の船宿と重なっている釣り物が多いです。また、”重り”の列でFLと書いてあるのはコマセカゴのタイプを表しています。あと、”竿の調子”の列でSPと書いてあるのはスピニングリールを使用します。
年によって開始時期や終了時期が変わりますので船宿に確認をお願いします。
下図は神奈川の東京湾側の釣り船の港を示しています。
f:id:kingfisher_flab:20191231234134p:plain
① 川崎、鶴見付近の船宿で扱っている主な釣り物は以下です。
f:id:kingfisher_flab:20191231234150p:plain
川崎、鶴見付近では、夜アナゴに出船している船宿が多いです。釣り場は木更津で近く、他の港より長い期間で出船しています。

新山下港、八幡橋の船宿で扱っている主な釣り物は以下です。
f:id:kingfisher_flab:20191231234200p:plain
新山下八幡橋の船宿では、ルアー専門船があります。
渡辺釣船店で、ルアーシーバスを、渡辺釣船店、鴨下丸にてルアータチウオ、ルアー青物が出船しています。2019年の2~4月は、ルアー青物のメインはサゴシでした。
下の写真は、2019年2月に行ったワラサ、サゴシの釣果写真です。このときは、サゴシは11匹釣れましたが、写真では一匹だけ載せました。
f:id:kingfisher_flab:20191231234212p:plain

③ 金沢八景、新浦安、走水の船宿で扱っている主な釣り物は以下です。
f:id:kingfisher_flab:20191231234233p:plain
金沢八景、新浦安、走水での船宿は多く、様々な釣り物があります。
着目するのは以下です。

  • テンヤマダイ:野毛屋、弁天屋にて出船しています。ラバージグを使う場合は60~120gになります。潮回りが中潮、大潮の時期限定の出船です。野毛屋では、それ以外の潮回りの時期にアオリイカに出船しています。
  • トラフグ:野毛屋、忠彦丸にて出船しています。使用する重りは船宿によって異なりますので、船宿に確認をお願いします。
  • マコガレイ:荒川屋にて出船しています。東京湾で長い期間出船しているのは荒川屋のみです。
  • アコウ、キンメムツ:一ノ瀬丸でライトタックルで出船しています。
  • ルアー専門船:太田屋にてタチウオ、マゴチ、サワラのルアー船が出船しています。

④ 鴨居、久比里、久里浜の船宿で扱っている主な釣り物は以下です。
f:id:kingfisher_flab:20191231234250p:plain
鴨居、久比里、久里浜の船宿では色々な釣り物がありますが、着目するのは以下です。

  • アマダイ:久比里、久里浜の船宿から出船しています。釣り場は剣崎沖になります。相模湾ほど数は釣れませんが大型が期待できます。私が釣った50upはすべて剣崎沖になります。
  • クロダイ:4~5月限定ですが、クロダイ専門船が出船しています。
  • イシダイ:平作丸にて、11~3月にイシダイをメインで出船しています。

あと一風変わったものとして

  • テンヤマダイ:房丸にて鴨居天秤でのテンヤマダイ船が出船しています。
  • コマセメバル:五郎丸にてイワシミンチを使ったメバル船が出船しています。

また、カワハギで有名な船宿も多いです。
下の写真は、2019年1月に行ったアマダイの釣果です。
f:id:kingfisher_flab:20191231234300p:plain

⑤ 剣崎の船宿で扱っている主な釣り物は以下です。
f:id:kingfisher_flab:20191231234308p:plain
剣崎の船宿では色々な釣り物がありますが、着目するのは以下です。

  • アオリイカ:喜平次丸で出船しています。釣果は他の船宿と比べて安定しています。
  • マダイ:乗っ込み時期は、大型のマダイが期待できます。
  • カツオ、マグロ:2016年頃から剣崎沖がポイントになることがあり、出船するようになりました。
  • ワラサ:剣崎沖がポイントになります。年によって釣果にばらつきがあります。

下の写真は、2019年5月に行ったマダイの釣果です。
f:id:kingfisher_flab:20191231234318p:plain

⑥ 三崎港の船宿で扱っている主な釣り物は以下です。
f:id:kingfisher_flab:20191231234330p:plain
三崎港の船宿では色々な釣り物がありますが、着目するのは以下です。
いわき丸にてアコウベニアコウが出船しています。2017年くらいから、城ヶ島沖でアカムツが釣れるようになり専門船が出船するようになりました。千葉から遠い人にとっては狙い目です。

今回はここまでとします。次回は神奈川の相模湾側の釣り物について紹介していきます。
ご愛読ありがとうございました。

当ブログの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
また、NAVERまとめ等のまとめサイトへの引用を厳禁いたします。

千葉の内房、東京の羽田での釣り物
 こんにちはKingfisherです。
今回は、千葉の内房、東京の羽田での釣り物について紹介していきます。
都心なので、船宿あたりの所有する遊漁船の数が多く、釣り物は様々な物があります。
また、釣り場は湾奥から洲ノ崎沖までと広いです。神奈川の東京湾側の船宿と重なっている釣り物が多いです。また、重りでFLと書いてあるのはコマセカゴのタイプを表しています。
年によって開始時期や終了時期が変わりますので船宿に確認をお願いします。
下図は千葉の内房、東京の羽田での釣り船の港を示しています。
f:id:kingfisher_flab:20191212011939p:plain

① 保田港、金谷港付近の船宿で扱っている主な釣り物は以下です。
f:id:kingfisher_flab:20191212011947p:plain
保田港、金谷港の船宿で、着目する釣り物はLT五目になります。
LT五目は、3~5月はクロダイ、6~7月はイサキ、12~2月はイシダイになります。
LT五目は、保田港の国丸、村井丸で出船しています。
イシダイを狙う船宿は少なく、ここでは数が期待できます。

② 富津港の船宿で扱っている主な釣り物は以下です。
f:id:kingfisher_flab:20191212011956p:plain
道糸のN4.5号はナイロンを表しています。
富津港の船宿では色々な釣り物がありますが、着目するのは以下です。

  • スズキ:ひらの丸で出船しています。エビスズキをメインにしている船宿は希少です。
  • テンヤマゴチ:ひろの丸で出船しています。東京湾でテンヤ及びワームでの釣りは珍しいです。
  • LTアマダイ:川崎丸で出船しています。東京湾でのLTアマダイで出船している船宿は少ないです。
  • LT鬼カサゴ:川崎丸で出船しています。LTアマダイと同じく、東京湾でLT鬼カサゴで出船している船宿は少ないです。

③ 浦安港の船宿で扱っている主な釣り物は以下です。
f:id:kingfisher_flab:20191213001416p:plain
浦安港の船宿では色々な釣り物がありますが、着目するのは以下です。

  • トラフグ:3~4月に限定で出船します。産卵時期を選べば確実にゲットできます。
  • フグ:5~9月はショウサイフグ、10~2月はアカメフグがメインになります。
  • LT鬼カサゴ岩田屋で出船しています。東京湾でLT鬼カサゴで出船している船宿は少ないです。
  • LT深場五目:吉久で出船しています。150号と軽いので、ヘビータックルを持っていなくてもトライできます。

下の写真は、2019年4月に行ったトラフグの釣果です。メジャーを忘れてしまい測れませんでした。
f:id:kingfisher_flab:20191212012121p:plain
下の写真は、身欠きの写真です。
f:id:kingfisher_flab:20191212012136p:plain
下の写真は、白子の写真です。産卵直前なので、白子が液状になってました。
f:id:kingfisher_flab:20191212012150p:plain

④ 羽田の船宿で扱っている主な釣り物は以下です。
f:id:kingfisher_flab:20191212012104p:plain
羽田の船宿では色々な釣り物がありますが、着目するのは以下です。
浦安と同じように、えさ政釣船でトラフグ、ショウサイフグ(10~2月はアカメ)の釣り物を出船しています。また、かみやにてLT深場五目が出船しています。

今回はここまでとします。次回は神奈川の東京湾側の釣り物について紹介していきます。
ご愛読ありがとうございました。

当ブログの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
また、NAVERまとめ等のまとめサイトへの引用を厳禁いたします。

千葉の南房での釣り物
 こんにちはKingfisherです。
今回は、千葉の南房での釣り物について紹介していきます。
外房と同じで、東京湾相模湾と異なり、船釣りに訪れる人数が少ないので、場荒れしておらず、釣れる魚の数やアベレージサイズが良い場合が多いです。年によって開始時期や終了時期が変わりますので船宿に確認をお願いします。
また、重りでFLと書いてあるのはコマセカゴのタイプを表しています。
下図は千葉の南房での釣り船の港を示しています。
f:id:kingfisher_flab:20191203003225p:plain

① 江見港付近の船宿で扱っている主な釣り物は以下です。
f:id:kingfisher_flab:20191203191112p:plain
江見港付近の船宿では色々な釣り物がありますが、着目するのは以下です。

  • マルイカ:小湊と同じく、数とサイズが期待できます。
  • 赤ムツ:幸昌丸、渡辺丸、稲荷丸にて出船しています。アベレージサイズが良く、大きいサイズが釣れる確率が高いです。春先の釣果が良い傾向があります。
  • フラッシャーサビキ:時期により、クロムツ、アジ、サバがターゲットになります。他の釣り物とのリレー船になります。
  • カサゴ:主に聡丸、幸昌丸で出船しています。東京湾より大きいサイズが釣れます。
  • メヌケ:幸昌丸、渡辺丸にて出船しています。道糸が12号以上、使用する重りは500号なのでヘビータックルになります。

渡辺丸では、仕立てになりますがベニアコウも出船しています。

② 千倉付近の船宿で扱っている主な釣り物は以下です。
f:id:kingfisher_flab:20191203003244p:plain
千倉付近の船宿では色々な釣り物がありますが、着目するのは以下です。

  • マハタ:千鯛丸で出船しています。マハタをメインにしている船宿は数が少ないので希少です。
  • シマアジ:海正丸で出船しています。通年でシマアジを狙っている船宿はほとんどありません。シマアジの釣果にはムラがあるようです。
  • アマダイ:千鯛丸で出船しています。相模湾よりアベレージサイズが良いです。
  • 夜クロムツ:主にしまや丸、信栄丸で出船しています。夜便になりますが、クロムツの数は釣れます。

③ 布良港の船宿で扱っている主な釣り物は以下です。
f:id:kingfisher_flab:20191203003253p:plain
布良港で、着目する釣り物は夜キンメムツ,鬼カサゴになります。
夜キンメは重りが200号と軽いのでヘビーなタックルを持っていなくてもトライできます。サイズは小さいですが、数は期待できます。また、ムツ、鬼カサゴですが、はじめにフラッシャーサビキでムツを釣ってから鬼カサゴになります。鬼カサゴ東京湾よりアベレージサイズは良いです。
下の写真は、古いですが2009年1月に釣ったキンメです。この時はサイズが良ったです。
f:id:kingfisher_flab:20191203194042p:plain


④ 洲崎港の船宿で扱っている主な釣り物は以下です。
f:id:kingfisher_flab:20191203003314p:plain
洲崎港で、着目する釣り物ですが、佐衛美丸のカイワリカンパチアオリイカになります。カイワリの乗り合いをだす船宿はごく少数です。また、北山丸ではマハタの乗り合い船があります。
f:id:kingfisher_flab:20191203213245p:plain
⑤ 勝山付近の船宿で扱っている主な釣り物は以下です。
勝山港で、着目する釣り物は、萬栄丸のヤリ、鬼カサゴ夜クロムツになります。
ヤリ、鬼カサゴですが、萬栄丸では、大島のよりの沖まで行きますので、鬼カサゴのアベレージサイズが良いです。
また、夜クロムツでは数が期待できます。良いときはトップ30匹を上回ることがあります。
ここら辺になると、神奈川県の三浦半島と同じような釣り物を出船するようになります。
カツオ、マグロマルイカブリ、ワラサカワハギなどです。
また、利八丸、宝生丸にてティップランエギングを出船しています。
下の写真は、2019年10月に行った夜クロムツの釣果です。20匹で釣りを止めました。写せる分だけ写真を撮りました。
f:id:kingfisher_flab:20191203203003p:plain

今回はここまでとします。次回は千葉の内房と羽田船宿の釣り物について紹介していきます。
ご愛読ありがとうございました。

当ブログの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
また、NAVERまとめ等のまとめサイトへの引用を厳禁いたします。

千葉の外房での釣り物
 こんにちはKingfisherです。
今回は、千葉の外房での釣り物について紹介していきます。東京湾相模湾と異なり、船釣りに訪れる人数が少ないので、場荒れしておらず、釣れる魚の数やアベレージサイズが良い場合が多いです。
年によって開始時期や終了時期が変わりますので船宿に確認をお願いします。また、重りでFLと書いてあるのはコマセカゴのタイプを表しています。
下図は千葉外房での釣り船の港を示しています。
f:id:kingfisher_flab:20191123001313p:plain

① 外川港と飯岡港の船宿で扱っている主な釣り物は以下です。
f:id:kingfisher_flab:20191122155257p:plain
外川港と飯岡港には色々な釣り物がありますが、着目するのは以下です。

  • 赤ムツ(深場):カンコ根はアベレージサイズが小さくなりましたが、深場のポイントは犬吠埼沖となり、大きいサイズが釣れます。
  • アラ:幻のアラが釣れます。幸丸、三次郎丸などで出船しています。当然ですが確実に釣れるわけではないです。子アラは相模湾でも釣れますが、大きいサイズは外房でないと釣れません。
  • テンヤマダイ:主に梅花丸、幸丸で出船しています。8月中旬から9月中旬に大鯛が釣れます。2019年に行った時は、3Kg以上が5匹釣れてました。
  • ヒラメ:夏は3Kg以上が釣れる確率が高いです。私も3Kg以上は外川港で釣ることができました。
  • ヤリイカ東京湾相模湾と異なり、数が期待できます。トップで3桁の釣果をたたき出すこともあります。
  • メヌケ:福田丸にて出船しています。道糸が12号以上、使用する重りは500号なのでヘビータックルになります。調子の良いときはメヌケの大型が釣れ、また、アブラボウズの大型も釣れます。

下の写真は2017年11月に三次郎丸で釣ったアラです。
f:id:kingfisher_flab:20191122155241p:plain
下の写真は2018年8月に武丸で釣ったヒラメです。3.2Kgありました。
f:id:kingfisher_flab:20191122171225p:plain

② 片貝港の船宿で扱っている主な釣り物は以下です。
f:id:kingfisher_flab:20191122155323p:plain
注目する釣り物は赤ムツキンメヤリイカです。
赤ムツは、数は期待できませんが、外川港、飯岡港と同じく大きいサイズが釣れます。重りは250号を使用します。
キンメは、フラッシャーで釣るので餌はいりません。ここでは、ズラズラと釣れ、数が期待できます。
ヤリイカは外川港、飯岡港と同じく、状況が良ければ100杯以上釣れることがあります。
あと、メヌケは、ヘビータックルになります。福田丸と同じで調子の良いときはメヌケの大型が釣れ、また、アブラボウズの大型が釣れます。
下の写真は2019年3月に正一丸で釣ったアカムツです。
f:id:kingfisher_flab:20191122155235p:plain
潮が速く釣にならない時以外は40upが必ず釣れています。このときは40upが2匹釣れました。

③ 大原近辺での船宿で扱っている釣り物の主な物は以下です。
f:id:kingfisher_flab:20191122155319p:plain
注目するのはフグカサゴマハタです。
フグですが、産卵期の夏の間は禁漁になります。東京湾と比べて数は期待できます。
カサゴですが、大原では、主に夏の季節になり、アベレージは東京湾と比較して良く、40upが釣れる確率は高いです。
次にマハタになりますが、マハタをメインにしている船宿は数が少ないので希少です。
それから、進誠丸にて夏に出船する根魚五目は、メインはハチカサゴになります。
また、メヌケは勇盛丸、鈴栄丸で出船していますが、鈴栄丸ではライトタックル(道糸8号)でも可能です。

④ 勝浦近辺の船宿で扱っている主な釣り物は以下です。
f:id:kingfisher_flab:20191122155310p:plain
勝浦近辺の港としては、御宿岩和田港、勝浦港、勝浦川津港、勝浦松部港があります。
色々な釣り物がありますが、着目するのは以下です。

  • カモシ:6~7月にヒラマサと大きいマダイが釣れます。カモシ袋を使った、サンマミンチでのカモシ釣りになります。
  • クロムツ:ここでは大きいサイズが釣れます。明広丸、源泉丸にて出船します。クロムツは日が昇ると釣れなくなるので、夏場は深夜に出船します。また、源泉丸では日が昇ったあと、アラ釣りになります。
  • カサゴ、アラ:7~10月に初栄丸で出船しますが、メインはアラ釣りになります。
  • カサゴ+α:初栄丸、義丸で出船しています。鬼カサゴとのリレーになります。時期によって、豚サバ、ムツ、スルメなどになります。
  • マハタ:信照丸で出船しています。この頃、マハタが増えているらしく、ヒラメ+マハタとして出船する船宿も増えそうです。

下の写真は、2019年6月にて源泉丸での釣果です。
f:id:kingfisher_flab:20191122155246p:plain
このときは調子が悪く、クロムツが釣れたのは私だけでした。クロムツ、及び同時に深場で釣れたサバは、捌いてみると内臓脂肪があり脂が十分乗ってました。
下の写真は、2018年12月に初栄丸で釣れた鬼カサゴです。私の釣った鬼カサゴの最大サイズになりました。
f:id:kingfisher_flab:20191122155305p:plain

⑤ 小湊港、小湊寄浦港の船宿で扱っている主な釣り物は以下です。
f:id:kingfisher_flab:20191122155301p:plain
小湊港、小湊寄浦港での着目する釣り物はマルイカ青物五目になります。
マルイカは、50杯以上釣れる時もあり、ベンケイサイズ(ケンサキイカと呼べるサイズ)も釣れます。
また、青物五目ですが、最初に豆あじを釣ってから青物になります。青物としてはヒラマサ、ワラサ、シマアジ、カンパチとなります。
それから、アマダイについてですが、マダイ、ヒラメ、鬼カサゴのいずれかとのリレー船になります。
下の写真は、古いですが2011年2月に小沢丸で釣れたマハタです。
f:id:kingfisher_flab:20191122155251p:plain
この時に釣れたマハタは3.2Kg、2Kgでした。マハタ釣りには8回くらい行っていますが3Kg以上が釣れたのはこの時だけです。

今回はここまでとします。次回は千葉の南房、内房及び羽田の釣船での釣り物について紹介していきます。
ご愛読ありがとうございました。

当ブログの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
また、NAVERまとめ等のまとめサイトへの引用を厳禁いたします。

茨城沿岸での釣り物
 こんにちはKingfisherです。
今回は、茨城沿岸での釣り物について紹介していきます。
私の住んでいる場所からは遠いので、よく行くのは鹿島港までで、たまにマコガレイ釣りに大洗港、マダラ釣りに平潟港に行きます。申し訳ないのですが、大洗より北側の港は、ちょっと情報が不足していますので、ご了承ください。
また、年によって開始時期や終了時期が変わりますので船宿に確認をお願いします。
下図は茨城沿岸での釣り船の港を示しています。
f:id:kingfisher_flab:20191114213600p:plain

① 平潟港の船宿で扱っている主な釣り物は以下です。
f:id:kingfisher_flab:20191114224329p:plain
注目するのはマダラアブラボウズ赤ムツです。
関東でマダラの釣果が期待できるのは平潟港までです。一度は、釣りたての白子を食するのをおすすめします。
また、2017年頃から赤ムツ船を出すようになりました。
鹿島や千葉での秋の赤ムツの釣果と比較すると数、アベレージともに良いです。海水温の上昇により、群れが北上しているのかもしれません。
また、アブラボウズの大型が釣れます(ヘビータックルなので、敷居は高いです)。
マダラ、赤ムツは第十五隆栄丸、第六隆栄丸から出船しています。また、アブラボウズは第十五隆栄丸から出船しています。
下の写真は2016年11月にマダラ釣に行った時の釣果写真です。初トライで6匹釣れました。2匹は後輩にお裾分けしました。(撮影した当時は、人に見せるために撮影してはないので、きれいな写真はなくて申し訳ないです)
f:id:kingfisher_flab:20191122002635p:plain
また、下の写真はマダラに腹を割いて白子を出した時の写真です。
f:id:kingfisher_flab:20191122002644p:plain
こんなに白子が入っているとは思いませんでした。一匹分で何人分だろう…。8人分ぐらい?

② 日立久慈漁港 会瀬漁港の船宿で扱っている主な釣り物は以下です。
f:id:kingfisher_flab:20191114235914p:plain
注目するのは赤ムツマコガレイです。
赤ムツは平潟港と同じく、鹿島や千葉の船宿での秋の釣果(カンコ根での釣果)と比較するとアベレージサイズは大きいです。マコガレイですが、東京湾と比べると数が狙えますし、サイズも狙えます。東京湾での数回分の釣果が一回で得られます。
赤ムツは大貫丸、釣友丸、モンロー号から出船しています。一方、マコガレイは大貫丸、豊丸、大萬丸等から出船しています。

那珂湊大洗港の船宿で扱っている主な釣り物は以下です。
f:id:kingfisher_flab:20191122001107p:plain
注目するのはマコガレイです。日立久慈漁港と同じく、東京湾と比べると数が狙えますし、サイズも狙えます。東京湾での数回分の釣果が一回で得られます。マコガレイは山正丸、大洗丸など様々な船宿が出船しています。

③ 鹿島新港、鹿島旧港の船宿で扱っている釣り物の主な物は以下です。
f:id:kingfisher_flab:20191122001126p:plain
鹿島には色々な釣り物がありますが、着目するのは以下です。

  • 赤ムツ:近年はアベレージサイズが小さくなりましたが、数は釣れます。大潮の方が釣果が良い傾向があります。
  • ヒラメ:ヒラメは大原が有名ですが、こちらの方が11~12月は数、サイズともに期待できます。
  • ショウサイフグ:大原では産卵期は禁漁ですが、ここは白子が入る時期も出船しています。数は期待できますので、白子ゲット率は高いです。
  • マゴチ東京湾と異なり、ワームメインで釣ります。テンヤマダイのタックルがあればトライできます。
  • LTメヌケ:幸栄丸の限定出船になります。道糸3号の時は重り200号、4号の時は重り250号を使用します。最近は数が釣れてますし、大型も釣れています。シマノで3000番、4000番のリール、ダイワの400番、500番のリールがあればトライでき、釣果も期待できます。
  • ヤリイカ東京湾相模湾と異なり、数が期待できます。トップで3桁の釣果をたたき出すことができます。

④ 波崎の船宿で扱っている主な釣り物は以下です。
f:id:kingfisher_flab:20191122001138p:plain
波崎でのメインの釣り物は赤ムツヒラメになります。
着目する他の釣り物としては…
冬の時期に出船する犬吠埼沖の赤ムツです。秋のカンコ根よりアベレージサイズは大きいです。信栄丸、丸天丸、仁徳丸で出船しています。
それから、犬吠埼沖の鬼カサゴ、アラが出船しています。丸天丸、仁徳丸、東洋丸で出船しています。アラが狙える船宿は数が少ないですので貴重です。
また、仁徳丸からメヌケが出船しています。また、ヤリイカに関しては鹿島と同様に数が期待できます。

今回はここまでとします。次回は千葉の外房の釣り物について紹介していきます。
ご愛読ありがとうございました。
今回はここまでとします。次回は千葉の外房の釣り物について紹介していきます。
ご愛読ありがとうございました。

当ブログの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
また、NAVERまとめ等のまとめサイトへの引用を厳禁いたします。

 こんにちはKingfisherです。
私は、北は北茨城から、南は下田までの範囲で船釣りをしていますが、釣れる魚は様々な場所で違います。しかも、色々な釣り物があるので、初心者はどこから行けばよいか迷うと思います。全部を網羅している情報源はほぼ無いので、一つの情報源だと抜けが出てきます。
ちなみに、私も去年知った釣り物もあります(とてもマイナーですけど)。
後になって「ここに先に行けば良かった。」「あれ、こっちの方が大きいのが釣れている!」「こんな場所で希少な魚が釣れていたの?」と後悔することが多々あります。
なので、こういう無駄をしないために、自分が釣りに行く範囲で、どんな魚を、どのような釣り方で釣るのか大まかに知っていた方が良いです。
最初に大まかな釣り物を知った方が良い理由は以下です。
① 釣り物に優先順位(種類、時期、場所)をつけられる。
② 購入する道具の数を抑えられる。
③ 今年は、どこで何が好調なのか把握できる。

私の場合、沢山の釣り物があるのは聞いていたので、まず②の理由で関東近辺の釣り物を調べ、購入する道具を選択しました。
①~③を詳しく説明すると…
① 釣り物に優先順位(種類、時期、場所)をつけられる。
数多くの釣り物があるので、道具の購入予定、船釣りの上達具合に応じて釣り物を決められます。また、場所によって、大きいサイズが釣れたり、数が釣れたりします。
年間で釣りに行く回数は限られていると思うので、できるだけ釣果の良い場所、時期に釣りに行った方が良いです。
以下は、場所、時期によって釣果が異なる釣り物の例です。
・大洗のマコガレイ東京湾に対して、数、サイズともに期待できます)
・冬の赤ムツ(秋よりはアベレージサイズが良いです)
・伊豆の地キンメ(大きく脂がのったキンメが釣れます)
・外房、伊豆の鬼カサゴ東京湾よりはアベレージサイズが良いです)
・平潟港のマダラ(関東で専門船として狙えるのは、ここら辺までです)
② 購入する道具の数を抑えるため。
約10年で関東近辺限定にて、釣り物としては約50種類行き、年間でも約25種類ほどの船釣りをしていますが、現状メインで使用している竿は7本、リールは5個に抑えています。この前、乗合船で隣にいた人も様々な船釣りをしている人でしたが、竿だけで60本ほど購入したと言っていました。この人は特別な例だと思いますが、使い回しを考えず、専用竿を買ってしまうと沢山買ってしまう事になります。
③ 今年は、どこで何が好調なのか把握するため。
釣りを始めたての頃は、年によって釣り物の好不調は変わらないと思っていましたが、そんな事はありません。また、いままで好調に釣れていたのに釣れなくなった釣り物、逆に、最近になって釣れるようになった釣り物もあります。
その年限定で好調だった釣り物の例
・2010年の波崎でのサゴシ。(すごい鳥山でした…)
・2011年の鴨川のマハタ。(2~3kgサイズが、平均的に釣れました)
・2019年だと東京湾のマダコ。
なぜか釣れなくなった釣り物の例
相模湾の春のサゴシ
・南房での冬の夜キンメ
釣れるようになった釣り物の例
相模湾のキハダ(海温上昇の影響ですかね…)
東京湾のマゴチ(2011年頃から好調になったような気がします)

下図は関東の地図ですが、以下の場所に分けて何が釣れるか解説していきます。
f:id:kingfisher_flab:20191202164828p:plain
① 茨城沿岸
② 千葉の外房
③ 千葉の南房
内房~羽田
⑤ 神奈川の東京湾
⑥ 神奈川の相模湾
⑦ 伊豆、及び伊豆諸島

今回はここまでとします。次回から①から説明していきます。
ご愛読ありがとうございました。


当ブログの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
また、NAVERまとめ等のまとめサイトへの引用を厳禁いたします。